2014-12-08 営みの色 そら くも うみ 明暗 自然 朝日と夕日は色を持っている。 それは太陽の角度がある位置を推移している時のみに得られる色。 夜の帳を押しのけるように登って来る朝日とは違って あの地平線の彼方へ沈んで行く夕日は 何故こうも神秘的でノスタルジックなのだろう。 優しい色。 一日、わたし達の営みを俯瞰した太陽は 夕刻、年を取ったように優しい色になり 棺の縁から緩やかに目を閉じて眠るかのように沈んで行く。 夕刻のオレンジ、 それはもしかしたら人が行き着く先の色なのかもしれません。