白黒
迷い込んで 鬱蒼と。 頭上を照らす 懸命に。 いつだって光は何かに遮られて 僕らの行く先を照らしてはくれない。
モノクロームにすると凄く繊細な部分が引き立つと思う。
シャープさをごりごりに出してる写真。 結構気に入っています。 千葉県が市川市のマンホール。
他人から見たらわたしはいち固体。 わたしから見たら他人もいち固体。 その人の表層だけを見て理解したつもりになるけれど 深層を理解する事は無い。 全ての行為には理由がある。 どんな行為にしろ、表層だけで裁く事はできない。
色の無いさくら。 最終日は日本橋からでした。
平行な接触。 つまりは人間。 電車だってそうであるように 交われば衝突するのは当たり前。 味気ない平行線をなぞる事が 世界平和への第一歩。 虚無への第一歩。
足下から伸びるは黒い陰。 踏みつけるは過去の自分。 そうやって踏みしめて 越えて行く。
光の中を歩いているように感じても 陰の中を歩く事はあるもので。 意味付けによって異なるのだろうけれど スポットライトが当たるまで わたし達は陰の中を蠢く「その他大勢」 そしてスポットライトに照らされるのは 「その他大勢」の中のごく一部。 生きると…